2017年2月3日金曜日

【ひとくふうシリーズ】新興国はもうだめポ( ;∀;)

ひとくふう新興国株式ですがこれは文句なしに駄目なファンドのように思います。




参考指数の下をほぼ追随しており、5%程度のリターン差がついております・・・。

交付目論見書に
「原則として、新興国の株式を対象とした上場投資信託証券(ETF)を投資対象とし、リスク調整後リターンを高める運用を目指すことで、中長期的な信託財産の成長を目指す。投資候補ETFは、ETFの特性を考慮し戦略毎に分類、流動性を勘案して抽出する。」

などと一見すごそうな内容が書かれておりますが、実現するのがいかに難しいのかがこのファンドを見ていてよくわかるかと思います。

信託報酬も組み込んだETFの信託報酬によって変動し、
その上、戦略変更などあって取引が嵩んだ場合にはそれもコストとして跳ね返ってきます・・・。
 


現在では特定口座対応が進んだため、海外ETFはそれほど扱いにくい存在ではなくなってきたように思います。
このような高コストで摩訶不思議な運用をするファンドに投資するくらいでしたら、海外ETFに直接投資してしまったほうがいいように思います。

なにせ、中身は公表されているのですから。
・・・正直こんなファンドなど今すぐケジメさせてひとくふう先進国めいて指数内の株式を適切に組み合わせるオーソドックスなアクティブファンドにしたほうがまだ成績がいいように思います。

また、ひとくふうシリーズ全体に言えることですが、純資産が少なく資産流入も少ないです。


 このファンドの純資産は特に少なく、0.2億しかありません。
このファンドがいいものには(個人的には)とても思えないので、
このままセプクし、新生ひとくふう新興国としてまともな運用のファンドが出てくることを望みます。