2017年4月4日火曜日

【雑記】南アフリカの国債が投機的格付けとなるそうですが、債券ETFにどの程度影響あるのだろうか?

こんばんは。αです。
本日ニュースを読んでいたらこんな記事がありました。

南アフリカ、投機的等級に=財政悪化リスクで格下げ-S&P

なんでも、

「投機的等級となったことで、同国からの資金流出が進み、金融市場の混乱につながる恐れがある。」

 とのことです。

 ということは最も影響がありそうなのは債券ですかね?

これによってインデックスから外されたりすると・・・
 と思ったので各ETFに含まれる割合を調査してみました。

まずはVWOB

各国の比率はこのようになっています。


あれ!?

南アメリカが存在していません。

よく調べていくと1.69%程度含まれている程度です。

影響、あるんだろうか?
0ではないでしょうけど、きわめて限定的でしょうね。

次はEMLCです。


 なんと、8%程度も含まれています。

これは影響が出そうです。


次にアイシェアーズのLEMB


 こちらは5%近く。連動する指数によって影響が違いそうな感じがしますね。

最後にステートストリートのEBND


こちらは6%程度含まれています。

こうして並べてみると同じような指数に連動するとばかり思っていた新興国ETFですが、
それぞれに特徴があることがわかりました。


あとは実際に 外されたときにどういう値動きをしたか改めてまとめてみようと思います。

では